高気密高断熱の家を建て、そして住んで。

~ことについての個人的意見、見解、評価を。

あり方

 最近、気になったことを 


 ブログ等は、そこの管理者が好きなことを書くことが可能なのだというものだとは思うのですが
 その文体であったり、その自身以外に対する、言葉の撰び方などは、その管理者の素養が現れるものと個人的には思っています。
 どのような経路であれ、そこに訪れた者が目にしたとき、書き連なっている内容や言葉が、粗野や、慇懃無礼であるならば、その者の本性が剥き出しになっており、繕えないのではないか?
 そのような輩に為りたく無いなぁと、感じています。
 
 礼節を弁えることが出来なければ、信頼が得られるものとも思えません。


 よって、私のブログの内容も一部訂正しようと思います。

体験中

こんにちは

 親族行事のため中部地方に滞在中です。

 建物は、新しめの、大手の戸建。

 軽量鉄骨造りなので多分C値は3.0から5.0辺りなのではと。断熱性能は次世代基準辺り?

 窓はダブルの金属スペーサーのようで、準耐火の網ガラス枠以外は樹脂枠と思われクリアしているのかなぁと。


 LDがエアコンと電熱式の床暖房で、他各室にエアコンが配置されています。

 換気は第三種換気。

 計画的に換気されているようには感じられません。

 漏気を防げない軽量鉄骨。

 吸気口から自宅のように外気がきちんと入ってくる感じがないんで😭 

 

 温度計もありませんので、気温差がわかりませんが、各室が隔絶したような間取りのため、廊下や、トイレ、洗面などの暖房器具がないところが、寒いのなんので特定の箇所から動けません😅。

 

 気象情報ではの現在地と自宅エリアの温度差は、3度くらい現在地が外気温度が高いのですが全体的な室内の体感は、真逆です。


 滞在させていただくのは初めてではないのですが、昔伺って滞在した時の感覚よりも、遥かに寒く、過ごしづらさを感じています。

 

 1階リビングのエアコン1台で建物1棟が

温度差1.5度以内くらいに収まっている現居宅に慣れたせいかと。


 温度のバリアフリーがいかに過ごし易いかということをマジマジと体感しています。

 

 

 体験してよく解ります。

高気密、高い断熱性能、計画された換気。

 逆に体験して体感しないと、理解しえないことを今回認識しました。


 また、旧家屋である、母屋の方は、単層のアルミ枠の引き違いによる開口部のリビングはエアコンでは出力が足りないらしく(漏気が大杉?)

ガスファンヒーターがフル稼働しています。

 こっちは、足元がどうにもなりません。


 母屋で寝起きされているとのこと。

今私達が滞在させていただいている別棟のお部屋の方を使用してほしく思います。


 自分の選択が正しかったと思えている今日この頃であり、行政の在り方、建築に携わる方々が目指して欲しい方向性が前へ進んで行って欲しいと思います。

 

 TVCMやら、マーケティングやら、豪華絢爛なモデルハウスや、パンフレットによってコンシューマーに目を引いて需要を喚起するのでなく、真に住みやすい家屋の提案、供給よる需要喚起に、注力して欲しいものです。

雑誌の感想

 こんにちは
  新年最初の投稿となります。


 専門家向けの雑誌  建築技術最新号(2019年1月号)を読んでの素人雑感を


 専門的見地というか、業界の現状的なサジェスチョンは、雑誌の内容に加え
 私がネット上で目を通させていただいている専門の資格者の方ですと
 神崎建築士
 浅間建築士
 (いずれも敬称略させていただきます。)
 がそれぞれの観点で記述されておられます。
  当該ブログをお読みいただくと、理解の賛助なり、小規模建物についての換気の考え方の一助となるのではと


 私の居住エリアといずれの方も、環境の違うエリアにお住まいなので、そのまま当てはまらないところですし、素人観点によると、勘どころが違ったりなので・・・
 おまけに、
 私の家の場合、第3種換気なので、上記2名の方が実践されておられるであろう、その時点での最適解はもちろん当てはまらない訳ですが。
 上記の方々は、含むところはいろいろあるのでしょうが、専門家として情報発信をされておられます。素人には非常にありがたいです。
 私は、個別の相談等を問い合わせたことはありませんが、相談にも乗っていただける
ようです。

 


 業者向け専門誌は雑誌のコンセプトを理解しながら読んでいくだけでなく、情報としても面白いし、ためになり良いところあります。 
 寄稿者が置かれている立場を良く俯瞰して、雑誌特有の部分(商品の紹介や、それを基とした情報分析)を見ながら読み進めるとやはり、面白いものです。


 以前、前のブログで記述したかもしれませんが、最適解は、その家ごとに違うので
気密性能や、住む人の住まい方、メンテナンスに対する考え、コストに対する考えな
ど、全てが似通ってはいても、どこかは違うわけで、換気計画も、すべての住宅計画の
一部として計画して決定していく必要があると思います。
 個別に取り出してしまうと、そこに視点が移ってしまいがちですが、建物の性能は
トータルで考えていくべきで、その中での換気計画、その上で、メリット、デメリット、イニシャルコストだけでは無く、ライフスパンにおけるコスト、危機管理等を考えた上で決定していくのがよいのかなと。


 私が、今住んでいる建物の建築を計画し換気についていろいろと考慮した際、
 理想論としてデシカントシステム
       輻射冷暖房パネル これらを、まず、検討しました。



 これらは、調べていくと、ライフスパンコストで我が家では維持が難しいこと
 又は、機器のスペースの問題で止めました。


  次に、第1種とコンプレッサー空調(エアコン)の同調型換気(全館空調の
 コンシュマー向け材の組み合わせ空調に仕様かと)、これは採用を考えた
 数社に1種換気機器での圧損計算を図面を送り一般計算まで行ってもらい、
 検討してみました。


    


  ここで、自分で調べていくと、最大の問題は、配管、設置場所でした。
 調べれば調べるほどスパイラルダクトで施工しないと正確な性能が維持されないので
はないか?、メンテ等を考慮すると建物高さや天井高の制限で天井下への露出配管でないと無理そうだなぁと思い、そういった制約が多すぎて(土地の広さや、用途地域制限等から考えてみても、また、これだけではありませんでしたが)
 詰めて行ったら、シンプルに戻り第3種換気にしようかとなりました。
トータルでの決定ということでしょうか
 しかし、第3種ダクト換気は、計画換気が可能ですがメンテナンス的に私には採用したくない理由があったので
 ダクトは無し で
 そうは、言っても、ダクトレスで計画換気が維持されそうで風量が維持できそうなのは、LA60しか見つからなかった訳ですが。


 
 確かに、住んでいる家のこの数値を見ると、業とされる方が第1種換気を勧めるのは解らないでもないです。
 契約した頃に最終値として計算していただいた、数値計算ソフトによる結果です。



 この建物は、換気による熱損失がほぼ、50%という計算上の数値がはじき出される
わけです。
 住宅性能を詰めていくという観点からいえば、損失の大きいところを手当てしましょう
ということになるのでしょうから。


 ここ最近日々、夜半から、早朝までマイナス気温で、5地域と6地域の差は大きいな
と、温暖地の方の住宅ブログ等拝見すると感じています。